本年で13回目となる、「風の会」のパレード走行。モビリティランド様、一般社団法人日本二輪車普及安全協会様をはじめ協賛企業様・協賛団体様などのご協力で開催する事ができました。
毎年「風の会」の開催や愛知黎明高校でのスクーター乗り方教室にご尽力を頂いておりました、愛知黎明高校の水谷純一先生が
本年3月にご逝去されました。その功績を讃え、ご遺影を水谷先生の教え子に持って頂き、最初に黙祷を行いました。
本年も猛暑が予想されると言う事で、竹花様から熱中症対策としてOS-1をご提供頂きました。また、例年通りエナジック様の還元水のウォーターサーバーをご提供頂きました。JCメンバーのご支援の冷風機は特に身障者の方に涼を感じて頂くのに役立ちました。また、今年から音響について誠光通信株式会社のご協力を頂きました。
身障者の方は、本年は29名が来場。参加ライダーは44名でした。予選での転倒による負傷や、トップ10トライアルの影響で参加できなかったライダーもおりました。
今回も司会は、昨年同様に奥村珠美さん(たまちゃん)が担当。
水谷先生への黙祷の後、愛知黎明高校の演舞が披露されました。遺影を前に生徒たちが精一杯元気よく踊っていました。その後、代表の水谷より開会の挨拶をさせて頂きました。
次に恒例となった、スクーターウィリーデモチームのTRIAL
eXchange 風の会W1チームの演技が披露され会場を湧かせてました。今年は新メンバーのお披露目もあり、迫力あるステージで会場は盛り上がります!
今年も昨年に引き続き、8耐ソングを歌っている左嵜 啓史(サザキ ヒロシ)氏が特別にミニライブを行ってれました。
左嵜さんの「8耐」の熱唱に、会場の雰囲気はMAXに!なんと今年は、更なるゲスト円道シャーク一成氏が駆けつけてくれました。円道氏は、80年代のレース会場で水谷のテーマソングを流していましたが、その歌を歌っていた人物です。
ライブが終了し、いよいよ乗車開始です。JCのメンバーをはじめ、ボランティアが、各バイクの乗車セッティングを行っていきます。愛知黎明高校の生徒などが、ライダー・身障者の方々におしぼりなどのサポートを懸命に行っていきます。
17時50分。いよいよコースインです。初めて参加の身障者の方は、ちょっと不安な表情も。何回か参加している方は、満面の笑みを浮かべてます。18時。いよいよスタートです。今年もご好意で2周走らせて頂くことができました。
各ライダーは身障者の方にコースの説明やレースの話をしながら、コースを走ります。メインスタンドに通りか掛かった頃には場内アナウンスで風の会の紹介がされました。それに応じて、参加しているライダーのチーム関係者が、メインスタンドからは風の会の紹介アナウンスが流れ、観客の方が手を振って声援してくれます。メインスタンドの観客の方々やピットロードからチーム関係者も、精一杯手をふってくださってます。
各マシン、身障者の方に合わせたペースで走っています。身障者の方々には満面の笑顔が溢れていました。
そして各マシンは駐車場へと戻ってきました。チームのご配慮でキャンギャルが出迎えてくれています。15分前後の時間ですが、ライダーも参加した身障者の方も充実したひと時を過ごす事が出来ました。
ヘルメットをボランティアの方に脱がせてもらい笑顔で見つめ合う瞬間が印象的です。
ボランティアで参加した高校生も、感激していました。
最後に記念撮影を行い、参加ライダーの紹介を行いました。そして今年の「風を感じて…」のイベントは終了しました。
|